昨年末をもって「給湯省エネ2024事業」の申請受付は終了しましたが、次年度に向けた新たな補助金制度が発表されています。これから給湯器の導入を検討されている方々にとって、非常に有益な情報です。
本記事では、2025年度に予定されている「給湯省エネ2025事業」の概要と、その活用方法について詳しくご紹介します。
10年以上使用している給湯器をお使いのご家庭へ
給湯器の導入から10年以上が経過したご家庭では、効率の低下や故障のリスクが増している可能性があります。早めの点検をお勧めします。
給湯効率の低下
お湯の温度が安定しない、必要な時間にお湯が沸かない場合、給湯器の効率が低下していることが考えられます。供給量や温度にムラがないかを確認してください。
修理が必要かどうか
異音や異臭、漏れ、エラーコードなどが見られる場合、修理が必要です。早期の点検を受けることで、大きな故障を防ぐことができます。
光熱費の増加
電気やガスの使用量が急増している場合、それが給湯器の効率低下に起因している可能性があります。使用量の増加を確認し、必要に応じて点検を依頼しましょう。
ドリープでは、これらのチェック結果をもとに、最適なアドバイスと提案をさせていただきます。省エネで快適な生活を実現するために、ぜひご相談ください。
給湯省エネ2025事業の概要
令和6年度の補正予算案に基づき、家庭部門でのエネルギー消費削減とCO2排出量低減を目指し、高効率給湯器の普及を促進するための補助金制度「給湯省エネ2025事業」が実施される予定です。
高効率給湯器の補助金詳細
対象機器と補助額は、以下の条件に応じて決定されます。
- 基本補助額:6万円/台
- A条件:10万円/台
インターネット接続機能を搭載し、天気予報や日射量予報を基に昼間にお湯を沸かす機能を備えた機種。 - B条件:12万円/台
従来の機種に比べ、CO2排出量を5%以上削減する機種で、以下のいずれかに該当するもの
a. 2025年度目標基準値を0.2以上上回る性能
b. 「おひさまエコキュート」認定機種 - A条件 + B条件を満たす機種:13万円/台
設置台数の制限
- 戸建住宅:最大2台まで
- 共同住宅等:最大1台まで
蓄熱暖房機・電気温水器撤去時の加算措置
高効率給湯器を導入する際に既存の蓄熱暖房機や電気温水器を撤去すると、以下の追加補助が受けられます。予算に限りがあり、設定額に達し次第終了となります。
- 蓄熱暖房機撤去:8万円/台(最大2台まで)
- 電気温水器撤去:4万円/台(設置する給湯器の台数に応じて)
※昨年度と比較し、蓄熱暖房機(10万円→8万円)および電気温水器(5万円→4万円)の補助額が減額されていますのでご留意ください。
補助金申請の条件
補助金の適用を受けるためには、以下の条件を満たす必要があります。
- 工事着手日:令和6年11月22日以降
- 申請に必要な書類:昨年度と同様に、工事前の写真などが必要です。
詳細については、経済産業省の公式サイトをご確認ください。
経済産業省 給湯省エネ2025事業(令和6年度補正予算案「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」)について
お問い合わせについて
高効率給湯器の導入や現行設備の点検に関するご質問があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。お客様の状況に最適なご提案をさせていただきます。省エネで快適なライフスタイルを実現するため、ドリープの専門スタッフが全力でサポートいたします!